長女が、職場の代休で、ひょこっとやってきた。
持参したのは、最近、職場の同僚に教えてもらい始めたギター。
弦を弾くと、いい音が響く。
また、ワタシの持っているウクレレとは、また違って、
大人な艶やかな響きに、
いい音〜、と次女と感動。
この音に魅了されたのと、
教えてくれる人がいたのとで、
長女は、今や、ギターの虜のよう。
趣味ができた、と喜んでいた。
いいこと。いいこと。
忙しすぎる長女には、
ぴったりの趣味になったと思う。
音楽がどこからとも聞こえてくると、
1歳の頃から踊り出していた長女は、
なんかアフリカかどこかの原住民のようだなぁ、
と思ったものだ。
ワタシが小さい頃、そうだった、と母が言っていた。
音符が、血液のめぐりをよくしてくれているようで、
音楽は、いつも長女のそばにあった。
小さい頃から合唱団に所属していたりやピアノも習ったり、
吹奏楽部にも所属していたし。
無意識に、長女のまわりには、音符がいっぱい。
ただ、驚くことに、彼女は楽譜が読めない。
不思議なことに、なぜか、演奏できるのである。
吹奏楽では、パーカッション担当で、
友だちにリズムを教えてらいながら、
耳と体で覚え、堂々とドラムでソロパートも演奏していた。
ポルノグラフティの『アゲハ蝶』の演奏は、圧巻で、
今でも感動の演奏が耳に残っている。
そんな彼女が、時を経て、
再び音楽に巡り合った。
すばらしい〜
同僚と、子どもたちの前で演奏会をするらしいので、
もっぱら、練習が続いている。
彼女は、院内学級所属なので、
なんか、言葉が見つからないけど、
いい。
実に、いい。
もう、その景色を思うだけで、
胸がいっぱいになる。
ポロロン。
彼女が帰ってから、ウクレレを鳴らした。
あのギターの音とは違って、
可愛い音が響く。
ワタシもギターをやってみたくなる。
大学時代に、挫折して以来、
ギターに触れることもなかったが。
でもまぁ、飽き性のワタシは、
彼女のように、何かきっかけがないと続かない。
いつからでも再開できるウクレレにしておこうか。
再び、始めよう。
中学生の頃、パーカンション担当の長女と
ホルン担当の次女が所属した吹奏楽部。
二人が写る珍しい写真。
遠くから、当時のデジカメで撮ったので、
解像度が超絶低い上に、ちっこく写っているので、
見つけるのが難しいが。
本人たちならわかるかな。
ワタシはすぐわかるのである。
のちに、四女もホルン担当で所属した部活である。
さまになっている演奏する長女
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