何もなければ

日曜日、久々に次女と神戸からやって来た友人と共に、京都観光。

天神市が行われていて、

それはもう、大賑わい。

露店がたくさん並んでいて、

右見ても左見ても、外国人観光客で、

ここは、どこの国じゃろか、という天神さんだった。

境内では、軽快な太鼓の音が聞こえてきたので、

行ってみると、猿まわしが始まった。

昔から、神の使いというお猿。

最前列で、お猿さんをしかと観察。

ちゃんとお姉さんのいうことを聞いて、芸をする。

ほう〜、と、そこにいた一同は、拍手喝采。

面白いものを、見させてもらった。

6月も後半ということで、

茅の輪が飾られ、

茅の輪めぐりもできた。

これで、暑がりのワタシも夏も元気に過ごせそうだ。

気が大事。

 

お豆腐屋さんがやっているランチを食べたかったのだが、

長蛇の列で、断念。

でも、ムスメが見つけた穴場的なところで、ランチを堪能。

これが、実に美味しかった。

歩き疲れて、おしゃれな古民家のカフェにも入った。

ワタシが日頃全く縁のないところばかり。

ムスメは、美味しいところを見つけるのがうまい。

七味屋さんで、調合してもらって、

お土産も買った。

夕方には、まちなかで、乾杯。

美味しかった〜

いつぶりかの大ジョッキ！

夏は、これだ。

仕事帰りのオットも合流して、

相変わらず、

自分の量がわかっていないオットは、

ベロベロになる始末。

それを、ストレスだから仕方がないと、片付けるあたり、

大人じゃない。

 

友人が聞く。

しがらみや、やらなければならないことがなければ、

何もなければ、何がしたい、と。

その友人は、読書だ、と言った。

ムスメは、着物を着て散策。

オットは、ワタシと一緒にいて、研究。

なんの研究か、ワタシには、もう一つよくわからないのだが。

で、ワタシは、今のまま、変わらんかな〜、と、ビールのおかわりをしつつ言っていた。

が、冷静に考えると、それは、まだ何かある自分である。

 

本当に、何もなければ、、、

あの移住の山で、でっかい自分の足で踏みしめた大地を感じつつ、

深呼吸した心地よさを求めている自分がいる。

あの日本じゃない場所で、でっかい自分の足で踏みしめた地球の表面を感じつつ、

空を見上げた時の気持ちよさを求めている自分がいる。

目指すべきは、そこにある。

 

がんばろっと。