缶酎ハイ

「スマホ持って、上に上がってきて!」

と、次女に言われ、

猫でもいるのかと、

1階から、3階へ慌てて行った。

「みてみ〜」と空を見上げるムスメ。

「ん?」

脳みそは、猫でいっぱいだったので、

空を見て、猫を探す。

いるわけね〜

「ん?」と再び言っていると、

「見えへんの? 虹! 大きな虹!」と、ムスメ。

そう言われ、目の焦点を、虹に合わす。

見えた。

久しぶりの虹。

 

上を向く。

息をする。

優しい虹色が、体に入ってくる。

ふわっと、体が軽くなる。

 

いいね。いいね。

京都にいると、

下ばかり向いている気がする。

 

夜、冷蔵庫に、缶酎ハイの在庫がなくなったので、

近所のスーパーに買いに行くために、外に出た。

スーパーの外に置いてあるリサイクルボックスに入れるために貯めておいた空き缶を、

カラカラ言わせながら、歩いていると、

空が妙に明るい。

雲のすきまから顔出した月の仕業。

満月やろか〜、と思いつつ、

月と自分自身の体の関係について述べていた、淡路島の人のことを思い出す。

満月とワタシの関係は? なんて、

脳内で全身スキャンして、

なんもないやん、という結論に至り、

リサイクルボックスに、毎日、よう飲むよな〜、と缶をガラガラ入れた。

 

最近、次女に促され、

いつまで続くかわからないが、

お金の計算をするようになり、

買い物に行くと、湯水のように無意識に買う体質が、

少し、意識するようになっていた。

缶酎ハイは、3人分3本だけ買った。

 

帰り道、また満月の明るさを見つつ、上を見ながら歩いていたら、

車が来ていることに気づかず、

自ら、ぶち当たりそうになる。

京都の道は、狭い、、、

 

夕飯は、おでんを仕込んでおいた。

オットが金沢から買ってきた車麩を入れた。

見た目、パンみたいなのだが、

食べると、もちもちして美味しかった。

大きい土鍋に、溢れるほど入れた具は、

オットにより、みるみるなくなった。

オットとムスメが、おでんのお供に選んだ飲み物は、

オットは寒いから、と麦焼酎のお湯割、

ムスメは、梅酒のソーダ割。

な〜んだ、と思いつつ、

一人氷を山盛り入れたグラスに、缶酎ハイを注いだ。

そのあと、アルコール度数40の芋焼酎を飲み、

そのあと、ワインにいきたかったが、

前日、それで飲み過ぎたことを思い出し、

やめた。

 

夕飯の片付けを終え、3人解散。

それぞれの部屋に散っていく。

 

日曜日でも来てくれる子どもたちもいて、

朝から普通にわが工房もしたので、

さすがに、眠くなった。

そんなときが、危険なのである。

眠い、でも、起きていたい。

どうするか。

そのへんにあるお菓子を食べ始める。

これが、わがまま体型の元なのだ。

無印良品の良品週間で手に入れていた、

お気に入りの熊のビスケットを、

ほぼ食べ尽くす。

あ〜、やってしまったぁ。

と、後悔しつつ、

今日は、このへんで終わることにしよう、と

お風呂へ。

お風呂から、就寝までが早い。

ベッドに横たわると、

5秒で意識がなくなる。

 

と、まぁ、つらつらと、

昨日のわが1日を書いてみた。

今朝は、そういう気分。

 

さてと、がんばろっと。

 

 

 

 

 

 

 

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