鼻高々なオットは、
日々、ますます、ますます、である。
存在価値がないと、言い放ち、
次の日には、
作品作りをしていないワタシに、
存在価値がないのだと、言い換え、
今度は、
どうしたいのだ、と、詰め寄る。
いつものくだりである。
そんなこんなで、
天才的なオレは、
勢いでもって、我が家を、すごい渦に巻き込もうとしているのは、
確かなので、
ここは、しっかり自分を持っておかないと、
飲まれて、というか、
食われてしまう。
楽しく暮らしていきたい。
そのために、自分がしたいこと、できること、
それは、ワタシはずっとぶれていない。
けれど、
大事な生活の維持という面が弱いので、
天才的なオレに、やられるループ。
このループ脱出作戦を、
企てるためには、
ムスメの力も借りよう〜
ワタシがお前を食ってやる
徹底的にやってやろうじゃないの〜かって〜♪
４月には〜
お楽しみが待っている〜
コロナ明けからの〜
ファンクラブ復活からの〜
推しが京都にやってくるのを、
指加えて見てるだけではつまらない〜
５年ぶりのライブ参戦〜
ワタシも勢いをつける。
オットが天才的なら、
ワタシは天使的だ。
まぁ、やっぱり、
へんてこ夫婦健在である。
今日明日は、久しぶりの自分のための日。
がんばろっと。
母の手作り数珠。
これなら、みんなに喜んでもらえる、と、
今までの感謝を込めて、突然作り始めた母。
一つ一つその人に合うように、
珠の意味を考え、
その人の幸せを願い、
想いを込めてつないでいく。
なんとかの血を受け継ぐって言うと、
怪しげになってしまうのでシークレットだが、
この取り組みは、
母の持っている不思議な能力が存分に発揮される。
なので、ずっと作った人たちに喜ばれている。
オットの数珠は、
今年に向けて勢いのでる数珠となっていたので、
まさにその通りとなっている。
けれど、どうやら邪気に触れたのか、吸い取ったのか、
ずいぶん汚れていたようで、
入れ替えて、また、新しい珠となった。
母の祈りの詰まった数珠は、
オットに手渡された〜
しっかり腕にはめたオット、
なんだか、悟空の頭の輪っかのようで、、、
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