フィレンツェ2日目は、今回の旅の目的である本番の日。
英語でのスピーチもあるので、オットは眠れない時間を過ごしていた。
徒歩で会場に向かうも、終始無言で、先をスタスタ。
ド緊張である。
会場は、リッカルディ宮殿で行われた。
すんごい場所である。
あちこちの国の方たちが集った世界会議。
オットの出番は、昼休憩のあと。
他の人の出番の最中に、急にゴソゴソし始める。
何をしているのか、と聞くと、
携帯がない、と焦っている。
彼は先を歩いていたので、落とし物には、ワタシが気づくはずなので、
落とした気配はなかった、と伝えると、
ホテルに忘れたかも、と、ソワソワ。
昼休憩中に、取りに戻った。
ホテルにちゃんと充電中で残っていたので、
ホッとして、また会場へ。
片道、徒歩20分。
緊張が続く中、暑さも手伝って、その距離は、かなりキツかった。
戻ると、まだみなさん談笑中。
間に合った〜、と、用意されていたおいしそうな軽食に、ありつける〜、と、
フォークを持った直後に、
休憩終了の合図が。
オ〜、マイ、ゴッドドドド、、、(泣)
慌てて小さなパンを口に放り込み、
会場に向かった。
空きっ腹で、オットの本番。
仕方なし、、、
撮影担当のワタシは、カメラと携帯で撮影。
コテコテの日本語英語で、オットは、一生懸命スピーチした。
無事終了。
夜は、近くのレストランで、懇親会。
ゆっくり食べて飲んで、
みなで、ワイワイと盛り上がった。
イタリアの料理は、とにかく量が多い。
前菜で、ワタシはお腹がいっぱいになり、
あとは、パスしてしまったのだった。
とにもかくにも、無事終わってよかった。
本番の終わったオットは、ホッとして、
力が抜けていた。
翌日は、今回の主催者側の中央市場を視察。
7年前に三女と来たところなので、雰囲気はその時とは変わらず、
活気があった。
買って帰りたいものばかりだったが、
途中から、体調不良になり、それどころではなくなった。
疲れもそれに伴い、どっと出てきた感じだった。
昼食も、皆と一緒にレストランで、ということだったが、
ワインを少し飲むだけで、精一杯だった。
そこで、一連のイベントは終了となった。
拍手、握手、で別れた。
そのあと、
知人の親子と一緒にショッピング。
体調も少しずつ戻り、フィレンツェ散策を楽しめた。
孫たちのお土産を、一番に購入した。
オットが、数年ずっと欲しがっていた革ジャンも、
革製品が有名な、ここフィレンツェで、しっかり購入。
大満足のオットだった。
夕食は、きっと連日のイタリア料理にまいっているだろうと、
知人が考えてくれて、胃に優しいリゾットのレストランへ。
これには、助かった。
美味しくいただけた〜
連日大変お世話になった知人の娘ちゃん夫婦は、
5月末に京都にやってくることになっている。
その時、また会いましょう〜、と、別れた。
翌日は、観光公害の視察も含めた、観光地ヴェネツィアへ。
ガラス細工が好きな次女が、行きたがっていた場所である。
フィレンツェ最後の朝〜
気球が飛んでいた
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