今回2度目の赤いフェラーリ、高速電車italoに乗って、
ヴェネツィアへ。
予定通り、フィレンツェから2時間25分ほどで着いた。
電車が海を渡る時には、一瞬淡路島を思い出す。
ワクワクが止まらない〜
到着したサンタルチア駅は、観光客がいっぱい。
想像以上の人たち。
ホテルまでは、グーグル先生によると、徒歩20分ほど。
歩いていけるじゃん、と思ってしまったのが、間違いだった。
ヴェネツィアは、毛細血管のように運河がある。車はない。
移動手段は、徒歩と船。
みな、ホテルまでは、船で移動する。
が、歩けるところは歩く夫婦。
私たちは、大きなスーツケースと共に、ホテルを目指した。
途中、何本もの運河があり、その度、階段を上がり橋を渡り階段を降りた。
好天に恵まれていたので、汗が噴き出す。
途中、観光客が最も多いリアルト橋を、人を避けながら上って降りるという、
誰もやっていない手段を、強行してしまった。
大きなスーツケースを、ヒーヒー言いながら抱えていた日本人。
話題になっていたかもしれない。
やっとホテルに辿り着いた時には、
駅を出発してから2時間が経っていた。
部屋に入ると、ベッドに座ったら、立ち上がれなくなっていた。
しかし、じっとしていられない性格なので、
カラダが悲鳴をあげていても、動く。
スーパーでビールを買って、川を見ながら飲んだ。
最高だった。
ホテルの近くでピザを買って、
ホテルで、乾杯。
酔いも回って、早々に就寝。
次の朝、サンマルコ広場へ散歩。
早朝の広場は、おすすめである。
人も少なく、ゆっくり観ることができる。
何より、海からの太陽の眺めは、サイコー。
ガラスの青に惹かれるお店もあった〜
さすが、ヴェネツィア。
ガラスが素敵すぎる。
この日、24時間使える水上バスのチケットを購入。
しかし、朝は霧が濃く、また風がきつかったため、運行見合わせという状態が続き、
いつ動くのかわからないので、船着場でしばらく待っていた。
30分ほど待っただろうか。
やっと、動くよ〜、という合図があり、船に乗り込んだ。
そうして、行きたかったガラス職人がたくさんいるムラーノ島と、
カラフルな家並みが美しいブラーノ島へ。
船での移動は、実に気持ちがいい。
オットは先頭で、景色を楽しんでいた。
昼になるにつれ、霧もなくなり、夏日の暑さになった。
観光客は、どちらの島も、いっぱい〜
あちこちで写真を撮りつつ、ぶらぶら散策。
ムラーノでは、ずらりと並んだガラス細工のお店に入って、あれこれ見て楽しんだ。
途中、飲んだスピリッツも、最高に美味しかった〜
ブラーノでは、色鮮やかな街並みを、目に焼き付けた。
来れてよかった、ほんとに。
ここには、カラスはいない。
カモメが残飯を狙っていることに、衝撃を受ける。
でも、カラフルな街並みに、カモメが似合う。
これが、水上バス乗り場。
ヴェネツィア本島に戻って、
この日、私たちにとって、珍しく外食。
ここでも、ピザを食す。
日が沈み、リアルト橋からの眺めは、なんともかとも美しかった。
翌日は、ローマへの移動日。
サンタルチア駅へは、もう、徒歩では行かず、
賢く船を使った。
24時間チケットが使えるはずと、ピッと機械に当てると、
赤ランプ。
??????
使えない?
焦るワタシ。
なんどやっても、赤ランプ。
ふむ。
電車に遅れてもいけないし、と、
仕方なく、1回チケットを購入。
すると、だ。
またもや赤ランプ。
??????
後ろにいた人が、そのチケットは、あっちの機械、と教えてくれた。
どうやら、通す機械に違いがあったことを知らなかった。
ということは、24時間チケットも使えたということ。
が、買った1回チケットを返金してもらう余裕もなく、
仕方なく、そのまま乗船。
楽ちんで、駅まで着いた。
なんとも、簡単なコースではないか。
下調べもせず来てしまったので、それもいい勉強である。
そうして、今回最終のitalo〜で、
一路、ローマへ。
旅も終わりに近づいた。
今回の旅で、心底思ったのが、
スーツケース、大きすぎ問題。
15年前から愛用しているスーツケースだが、
その頃はまだ、40代。
大きくても、平気で持ち上げられた。
しかし、今、この大きさの持ち運びが、ぎりぎり、というか、無理になってきている。
一人で、特に電車の乗り降りは、かなりの厳しさ。
しかも、年々、持ち運ぶ荷物の量は、減ってきているので、
大きいのはいらない。
なので、二人でしきりに、
これは、無理やな。小さいスーツケースを考えよう〜
と、口を開けば、言っていた。
これぐらいの40リットル以下が理想やな〜、と
サンタルチア駅で写真を撮っておいた。
さて、今後の旅は、こんな小さなサイズになるでしょうか。
必須条件になる、と、二人で意見が合ったのではあったが、
ワタシより荷物の多いオットは、どうなることやら。
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