青春18きっぷの旅〜2024年夏 やっと来れたよ佐渡まで編

改札口に、乗船客が並び始めた段階で、昨年の小豆島での経験を思い出す。

2等チケットなので、自分たちの席取りをしないといけない。

早めに並び、9時25分発の佐渡汽船『ときわ丸』乗船.。

窓際の席を確保。

これには、オットも大満足。

早速、船内の売店で、ビールとポテトを買ってきて食していた。

朝から、やばい人である。

通る人が、ガン見していくのには、笑えた。

そこから、2時間半で佐渡上陸。

ここでも、来たぜ〜佐渡〜!!と、小さくガッツ。

わが推しのグループが、かつて、「来たぜ〜、国立!!!!」と言っていたのを、

その度に思い出し、言いながら嬉しくなるワタシだけのルーティン。

深呼吸すると、島の香りがする。

最高じゃん、と、ウキウキ。

そこから、私たちが見たかったイベントのために、臨時バスが港から出ており、

それにすぐに乗ると、間もなく発車。

乗っていた人で、イベントの実行委員の人がいて、乗客と賑やかに喋って嬉しそうだった。

 

1時間20分で会場あたりに到着。

バスに乗っていた実行委員の人が、和太鼓の練習生のステージをしている会館に行くというので、

オットは足早にスーツケースを引っ張って付いて行っていた。

ワタシは、大きなバックパックのため、早くは歩けない。

かなり遅れて、えっちらおっちら歩いた。

 

そう、私たち夫婦は、いろんな場面で、逆転している。

オットは、涼しそうな顔で、スーツケース派。

ワタシは、汗ダラダラのバックパッカー。

どこでも生活できる最低限のモノたちを入れるため、今回新調した。

昨年まで、スーツケースも試したりしていたが、

この青春18きっぷは、とにかく乗り換えが多いのと、駅によっては階段ばかりだったりするので、

持ち上げるのが結構大変。

今回は、リュックに詰め込めるようにしてみた。

愛用している無印良品の20リットルリュックでは入らないので、

無印良品の28リットルの上から開くリュックに。

すると、だ。

オットは、スーツケースは、動きが悪くなる、と言っていたのに、

当日、スマートにスーツケースで登場。

駅で、改めて見たら、なんかチグハグ感が、否めなかった。

まぁ、これもありな夫婦である。

 

てなわけで、

途中、実行委員の人が、関係者が運転する車がすれ違ったので、

バスの乗客だった元練習生たちと、その車に乗せてもらって、会場に向かってしまった。

すぐ後ろを付いていたオットは、

その車を目で追いながら、会場まで案内してくれると思っていたので、

「え、なんで〜」と、少しイラッとしていた。

Googleマップで、なんとか会場まで歩き、

無事、ステージを観ることができた。

オットも、イラッとしたことも忘れ、大満足の様子だった。

若い演奏者たちは、キラキラしていた。

やはり、和太鼓はいいね〜、と二人で感想を述べつつ、

あちこちでされているイベントを見て回ろうと歩き始めた。

だが、荷物を預ける場所もなく、

この暑さの中、重いバックパックが、ズンズン重くなる。

オットが見るに見かねて、旅館にチェックインすることを提案してくれたので、

そこから、またバスに1時間揺られて、旅館到着。

 

案内された部屋は、トイレも風呂もない、昭和な懐かしい部屋。

なるほど、、、と、二人で顔を見合わせつつ、

まぁ、宿泊できる場所があってよかった、と。

スーパーがあるところを聞いて、

部屋で飲むものやおつまみを買って、

廊下にある共同の冷蔵庫に、名前を書いて入れておいた。

夕飯は、隣にある食堂を利用した。

いつものように、あれこれ単品を頼んで、お酒を飲むつもりでいたけれど、

夜の定食、というのが気になって、二人で頼んだら、

これが、結構よかったのである。

しかも、安い。

手作りのその土地の料理が出されるので、

これからの旅は、これだね〜、と、二人で決めた。

それぐらい、「定食」というものに、ハマった。

美味しかった〜

地元に愛されている食堂だった。

こういう食堂を、旅先で見つけられたらいいな。

 

旅館に戻って、お風呂お風呂〜と、行ってみると、

共同なので、誰かが入っていて、鍵がかかっていた。

不便だなぁ、と思うけれど、

そういうのが、強烈な思い出として残るものだ、とオット。

確かにそうである。

空いた瞬間に、さっと入った。

 

夜は、部屋で、一杯。

定食で、お腹が満たされているので、

流石のオットも、いつものように、ガバガバ飲まなかった。

私たちにしては、珍しく健全な旅スタイルが形成されてた。

 

酔いも回り、暑さと疲れで、早々に布団の上にぶっ倒れてしまった〜

 

佐渡の海

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