子どもたちの待ちに待ったクリスマス。
ワタシにも、サンタクロースは、おそらく来てくれていた。
もう、思い出せない。
でも、突然来なくなった。
小学生の高学年だっただろうか。
いつしか、期待もしなくなり、
小さい子たちのためのイベントとして認識するようになった。
すごく悲しかった記憶がある。
自分が親になった時には、
こんなにも素晴らしい存在を、
ずっと信じてほしくて、
あれやこれやと計画を立てたものだ。
子どもたちの手紙に返事を書くために、
サンタはどんな字を書くのだろうか、とか。
サンタ工場でつくったであろう木のおもちゃをあれこれ物色したり。
みんなが寝静まったイブの夜は、
アメリカのお土産でもらったトナカイのすずの首輪を、
両手に一つずつ持ち、
夜中にも関わらず、そーっと窓際で鳴らしながら歩いた。
子どもたちの枕元には、そーっとそーっと。
オットは、そういうことには、
全く興味を示さない人だったので、
イブの夜は、毎夜爆睡していた。
ワタシひとり楽しんでいたことになる。
その苦労の甲斐あって、
長女は、中学生になっても信じていた。
よっしゃー、であった。
夢見る夢子と言われた長女ならではといえば、
そうなるのだが。
そう思うと、長女の夢見がちなところは、
ワタシのせいでもあるのかもしれない、、、
さてさて、孫たちの元には、
サンタクロースは来ただろうか。
今日はクリスマス。
夢見る夢子と、語り合うクリスマスの夜である。
ワタシに夢を見せてくれるサンタクロースになってくれようとしている。
去年のドイツのクリスマスマーケットめぐり。
まだ大量の写真をまとめられていないことに気づくクリスマスである。
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