水到魚行

昨年手に入れた液晶タブレットが、

ただいま、大活躍中である。

絵を描くのが楽しくなるアイテムである。

しかも、仕事の依頼を受けている。

絵を描く作業は、苦しくもあり、楽しいを実感しながらの毎日。

 

子育て中には、

あれほどまでに、オットに、

「何がしたいんや?」と問われ続け、

「絵が描きたい」「作品が作りたい」と言い続けてきたワタシ。

ほんまに進んでんのかいなと思われるぐらい、のろ〜い歩みではあったけれど、

振り返れば、それなりに、やりたいことをやってきている気がする。

けど、オットありき、なのである。

自分の収入だけでは、生活は成り立っていない。

それを、オットは、言い続けてきた。

やりたいことで、生活していけ、と。

しかしだ。

根っからの、お金に頓着しない性格が災いして、

今だに、オットにぶら下がっている。

やりたいことは、やっている。

あとは、生活面…

こんなこと、あまり、世間のオットは言わないだろうが、

オットは、よく口にした。

「早く、楽にさせてくれ」

そら、そうだよね。四姉妹の子育てに加え、

ワタシまで、仕事やってんのに、

ぶら下がってんだから、

その苦労たるや、計り知れない。

 

わが教室では、収入もあるが、

ほぼ材料で使ってしまう。

消耗品なので、目に見えないから、

それはそれは、どんどこどんどこ。

オットはそれを知らずに、家の家計までワタシに任せておいたもんだから、

あれもいる、これもいると、

生協の共同購入は、いつも大量注文。

値段は、見ない。

高級品には、目もくれないが、

みんなが欲しがる、みんなが使う、という、みんなのためスイッチが、

自分の中に、あるようで、

それが、どんなシチュエーションでも、発動してしまう。

なわけで、

周りに人がいると、

特に、オットがいたから、

こうなった、とも言える。

 

さて、オットの側を離れたら、

ワタシは、どうなるのか。

これは、自分で言うのもなんだが、

見ものである。

果たして、生活していけるのはいけるだろうが、

どんな生活になるのか。

 

 

「水到魚行」すいとうぎょこう

好きな作家さんの本を読んでいたオットが目にした言葉だ。

中国の成句らしい。

水到りて、魚行く。

水が満ちれば、魚は、自然と泳ぎ出す。

もう、わが水は、満ちたか。

オットが、それをもっとも待ち望んでいる。

 

 

 

 

愛すべきがま口財布。

これだけで、財布は十分。

あとは、電子マネー。

これがね、くせ者。

いくら使ってるとか、見ないのに、

余計に見なくなった…

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