自然治癒力

とうとう、抜歯してからの骨グリグリで、

副鼻腔まで穴が空いた。

(なぜ抜歯に至ったかは、チラリとこちら↓)

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当然、出血。

自分の血を採血して、

血小板だけにして、止血する方法がある、という選択肢もあったが、

そちらは、保険適用外というので、それは無しで。

当然、即決。

では、自然治癒でいきましょう。と医師。

ダラダラ流れる血を止めるために、

脱脂綿を噛み、そのまま30分噛んどいてください、と言われる。

炎天下の中帰るため、歯科衛生士さんが、

暑さで血管が広がると出血が止まらないので、と保冷剤をくれた。

優しい気遣いである。

途中、寄りたいところもあったが、

この状態では、とても無理なので直帰。

 

帰って、脱脂綿を取り、息をしてみた。

鼻から息をすると、その穴から口に空気が流れて、

ぴゅうぴゅう音がする。

通気口が出来ていた。

血が止まらず、一日、血を飲んだ。

そのため、お腹が空かなかったが、時間とともに、空腹を感じていく。

人間の体とは、摩訶不思議である。

 

ワタシが歯科に行った夕方には、

仕事帰りに、オットも歯科治療。

奥さん、大丈夫でしたか?と聞かれて、

まだ会ってないけど、大丈夫だと思います、と答えたオット。

ついでに、妻はアルコールの摂取をしていいか、とわざわざ聞いたらしい。

ワタシは、絶対ダメだと言われると思っていたので、

あえて聞かなかったのに。

血管が広がるので、少しにしといてください、と言われたと報告してくれた。

少し、ということは、摂取していい、ということだと、

普段通り、消毒や〜、と言いつつガバガバ摂取。

口の中が程よく酔いを感じながら。

まぁ、時々、血の味が混ざっていたけれど。

 

朝起きると、

鼻が詰まった感じで、

通気口から空気が漏れなくなった。

血が固まったのだろうか。

兎にも角にも、

通気口が塞がったので良かった。

我が血小板、がんばった。

 

てなわけで、本日は、血管拡張してしまう炎天下の中、

自転車でふらふらと30分かけて歯科へ行く。

ホンモノの消毒をしてもらいに。

 

 

血の味を噛み締めながら、見上げた空は青かった〜

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